最短1分の懸賞!
「もらうねっと」
そこは何かの実験室のようだった。
小型で緑色の培養漕の中にはいろいろな動物や機械?が入っており少し不気味だ。
人影はなく若干ほっとしながらも任務を遂行する。
「ディスク……ディスク……と」
地図を脳内で展開し開くと確かに位置的には
ここであっているはずだ。
一通り歩き回る。 右にこの場とは若干不釣り合いな薄い赤色の
引き出しの様なもの以外は全て培養槽でいっぱいだ。
首をひねって考える。 おそらくその引き出しの中にあるのは間違いないだろう。
だが、必ずしもそこにあるとは限らない。
いろいろな所をくまなく探して回らなければ見つかる物も見つからない。
引き出しの一番上から探してみる。
「ふう……」
無意識に姉や兄のことを想いだす。 いつもなら一緒なのだが今回は誰にも言わずに
家を出たため心配しているだろう。
しばらくして、ようやく目的のディスクを発見した。
引き出しの三段目。おそらく間違いない。
その他にも、金になりそうな物はいくつか懐にしまい、
いろいろ考えをめぐらせながらドアから出ようとする……が
「!!」
背後で気配。 普段から鍛えている神経でさえも今まで気づかなかった気配。
そっと振り返ると先ほどと変わらぬ殺風景でどこか不気味な実験室。
ただ、何かさっきとは違う不自然さを感じた。
安易に判断を下すことは良くない。実際これまでの任務でもそういった
ことは多かったので、そのまま立ち去ろうっと
誰かの視線を感じる。背後を振り向くと、一番奥の方からの気配だと気づく。
一際目立つ白い培養液。 中に照らされた人影らしき物が見える。
そっと近づく。すると人影は若干動いたように見えた。注意しなければ敵だ。
ただ中が不鮮明に曇っているので誰かが居るとしか
わからない。 解除ボタンらしきものに手を触れる。
するとその扉が開き中から白い液体が流れ出し前を見ると…
「…………………………………………」
中から少女がこちらを見つめていた――
next noveltop back
最短1分の懸賞!
「もらうねっと」