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ドアから引っ張り出されいったんリビングまで連れて行かれる。
リビングの部屋にはソファーで紅茶を飲みながら電子情報放送を見ながら
くつろいでいる康樹兄がいた。
康樹兄はこちらをちらりと見やり、そしてまた目線を放送をしている画面を見た。
「いたたた………」
いきなりほっぺたを引っ張られ驚きと痛みを感じながら次々に言葉を
浴びせられる。
「あんたいきなりあんな可愛い女の子を連れ出して何をしようと……」
少し赤くなりながら言う姉を見やり暁はため息を吐く。
「お姉ちゃん誤解しないで……僕は依頼を……」
「依頼で破廉恥なことを」
「ち………ちげーよ」
「じゃあ四日も部屋にこもって何をやって」
「…………えっ?」
こちらも思わず赤くなっていたが四日と言うのに暁は敏感に反応した。
「姉ちゃん……俺そんなに寝てたのか?」
「寝てた?……とぼけないで」
「ホントだよ」
「まじ?」
「まじ」
どうやら暁が本気で言っていることを理解したらしく光は顔が青ざめていた。
康樹兄はあまり気にしたようには見えず画面を見ていた。暁もそちらを見ると
『世界規模ですべき最優先事項について』と言うのを見ていた。自分の兄ながら
すごいなあと関心してしまうほど博識である。とても頼りになる兄だ。
ただ今日はあまり暁達の喧嘩は入らないようだった。 暁は今日の
喧嘩を止めに入って欲しかったが勉強し出すと止まらないので無理だろう。
「じゃあ着替えは?」
服を見ると着替えている。暁は……着替えた覚えが無い。
「光姉まさか………」
顔を必死で赤くするが光もすぐ真っ赤な顔をして、
「ちっ……違うわよ……あの子がまだ入るなって言うからいったい何してるのかと思えば…」
「えっ………………」
康樹は黙ったままだったが、それと同じように二人とも黙りこくった。
「じゃ……じゃあ…………」
暁は思考が停止した。
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