しばらくして少年に一つの任務が舞い降りてきた。

誤って輸送された物を取りに行く仕事だった。

同時に手紙も届けて欲しいという仕事。

彼は仕事に関しも何にしても口を挟まなかったのでただ

『はい』と答えた。



ベルリンタワーに着き、目的の手紙を渡し、輸送物を

取りに研究室に行った。 

培養槽に入った一人の少女が仕事だった。

少女を培養液からだした。 そして服を着せようと……

「きゃーー」

と言われ服は全てとられ少女は体を隠しながら服を着た。

「あなた、名前は?」

少女に聞かれ小さく さくら  と答えた。

「さくらっていい名前だねえ。私は水紀。 よろしくね」

と可愛らしくお辞儀をしたようだった。ただそんなことはどうでも良かった。



それが最初の少女と会った記憶。



もちろん最初はすぐにこんな記憶も忘れると思った。



だけどこの少女との出会いが桜の全てを変えた。



しばらくして少年にまた仕事が舞い込んできた。

仕事は『水紀』と行動を共にし護衛をしながら一緒に暮らすこと。

少年は初め、仕事に対して初めて不審を思ったが、そんなことはどうでも良かったので

すぐに仕事についた。




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