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「こんにちは桜君」
可愛らしい口調で言った。だがそんなことはどうでも良かった。
ただめんどくさいと初めて心の中で思った。
「なんでそんな顔してるの?」
少年は無視した。 ただ、彼女の目を見つめて
「えっ………え?………」
少女は何故かうろたえてそのあと顔を真っ赤にしながらもじもじとして
まだ顔が火照っていたが
「とりあえず、家に入りましょ」
とさっさと与えられた家に入っていった。
少年もその後家に入っていった。
家はその辺の家とあまり変わりなく、二人の少年少女には無駄に広かった。
「何して遊ぶ?」
笑いながら問いかけてくる。 少年は何も答えなかった。
「ねーーーーーーあそぼーーー………」
後ろから首を捕まれて揺さぶられる。 だが少年は答えない。
「……………………」
「……………………」
だんだん静かになっていき次第に静まりかえった。それでも少女は体を揺さぶるのをや
めない。
桜はただ無言だった。 …………っと首に捕まるのをやめて少女は
少年の背後に回り込み…………
「…………っ!!」
気配が消えた。 後ろを振り向いても誰も居ない。
少年に緊張感が走る。 っと
「わっ」
「わっ」
脅かされて少年も思わず声を上げた。
「うわー、やっとしゃべったぁ…」
とにこにこで言ってくる。 少年は拳を握り怒鳴りつけようとしたが
「……………?」
叩く気にならなかった。
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