$お小遣い稼ぎ$
今スグ¥派にも◎
ドアの裏側で内容の一部始終を聞き、足音を忍ばせながら光はリビングに戻り
ソファでパソコンをいじっている青年に怒鳴った。
「康樹、どうするのよ」
「ん?」
何も知らないと言わんばかりの兄に拳をふるわせながら、
「んって……あの子どうするのよ?」
「……そうだなあ……」
考えるフリだけだと直感し思いっきり詰め寄る。
康樹はやや虚ろそうな目つきで
「まあいいんじゃないの?」
「良くないから言ってんじゃない」
「家族が増えることはいいこと……」
「そうじゃないわよ」
いって光は悲しい表情をする。
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「だって調べたらあの子と同じ……」
「それは暁には言うな」
「…………なんで?」
そんなことを聞かずとも光は知っていた。
「暁はまだそのことをしらない……逆にアレを発動できるようになれば……
この家を逃げ出して『暴走』しかねない。それでもいいのか」
「…………………」
光は黙るしか出来なかった。
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