家に帰る頃には暁は疲れ切っていた。
それもそのはず、暁は朝からミリィにつき合わされ一日中外を
歩かされたのだ。しかも肝心の少女は
「暁さぁーん、遊びましょうよぉー」
朝と同じくらい元気で疲れた様子が無い。
ミリィはベッドの上で脱力げに倒れ伏し、何も言わない少年に
こうやっていろいろちょっかいをかけているのだ。
家に帰ったのは6時頃だった。
――あの後もミリィが走っていくたんびに暁も走り
ミリィが止まるたんびに暁も止まり――――
とそうやってる内に暁はへとへとになって帰ってきて
まっすぐベッドに向かって倒れた。
だがそれでもミリィは突っかかる。
「……………のらないでぇ〜」
こんなシチュなら普通なら乗る立場の暁だがもう乗る気も無い。
ほとほとに困ったお転婆少女だ…………
「もう………だめぇ………」
そんなことを考えていたが、暁の意識はいつ頃からか消えていた………
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